soulkids 柴山慧-酸いも甘いも-
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ーJanuary 2012

明けましておめでとうございます!

2012年はどんな一年でしょうか?
少なくともこのコラムを読んでくれてる皆方には、幸せな時間がたくさん訪れますように。
この文章が少しでもその手助けをできたなら最高です。

今、ニュースにも取り上げられるぐらい、音楽業界もかなりの不景気です。
僕の友達のバンドやアーティストも、たくさん解散したり活動できなくなっている。
(現に僕らsoulkidsも、何度もメンバーチェンジやピンチがあったし、その都度、乗り越えてきた)
CDが売れにくくなってて、レコーディングや宣伝費が回収できなくなって。
保守的になればなるほど、どんどん尻すぼみな状況になっていく。
かと言って攻め続けていけるほどの資本もない。。

インターネットの普及によって情報量が増えたから、
音楽に限らず、知りたいこともそうじゃないことも、早く、多く、遠くまで届くようになった。
情報や選択肢が増えたからなのか、それによって感覚が飽和してきたからなのか、
はたまた人を感動させる音楽が減ったからなのか?そもそも減っているのか?

いろんな作用があっての今の状況なんだろうけど、これが今の時代だ。
僕が高校生の頃は、インディーズのバンドが何の宣伝もしてなくても10万枚売れるのも当たり前みたいになってた。
それに憧れてバンドを始めた僕らだけど、そういうバンドもたくさん出てきたらそりゃ飽和するよね。
今は今の時代のチューニングで活動しなくちゃいけない。
そこから生まれてくるものこそが個性なんだと思う。

いつものゴハンがいつもより美味しく感じる、とか、
季節の移り変わりがより楽しみになる、とか、
家族や恋人がより大切に思える、とか。
音楽はそういうためのものであってほしいと僕は思う。
演奏する人も、聴いてくれる人も、
そういう純粋な感動をギヴ&テイクするために、音楽との向き合い方を考えていくべきだと思う。

ギリギリの活動で生活が苦しくなっちゃうんだったら、活動を減らしてでも苦しくならないようにすればいいし、
メンバーや周りにいる人と自分との気持ちに差を感じたら、そういう活動に疑問を持つ自分の視点を持つべきだし。
ハングリーな気持ちから生まれるインスピレーションもあるけれど、
中途半端な状態にお金を出してもらうことの方が、聴いてくれる人には失礼だと僕は思う。
自分だけじゃなくて、周りの人とどうやって生きていけるかが、人生の醍醐味なのではと。
そしてそれを音楽で表現できたら、素晴らしいことだなと。
堅苦しい言い方になっちゃったけど、音楽ってもっと純粋なものだよね。

そういうことを思えるようになるまで、この一年間めちゃくちゃもがいた。
たくさん迷ったり悩んだりした。でも一人で抱えてても何も解決しなかった。
気付かせてくれたのは、ソウルキッズのメンバーや周りのみんなのおかげです。ありがとう。

2012年はシンプルに、やりたいことをやる一年にします。
自分の、自分たちの可能性をちゃんと広げるために。
そしてもっと感動してもらうために。
ちゃんと形にしていきたいから、じっくりやります。焦らずに、そして着実に。
頻繁にいろんなとこは行けないかもしれないけど、楽しみに待っててね。

本年も柴山慧とsoulkidsをどうぞよろしくお願いします!

 

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